コラム「普天間を関空に呼ぼう!」:片山通夫
11月8日、沖縄・宜野湾海浜公園屋外劇場で「辺野古への新基地建設と県内移設に反対する県民大会」が開催された。昨夜は同・嘉手納で「米軍基地を県外へ」と反対集会が開かれた。鳩山政権にとっては悩ましい沖縄の米軍基地は問題である。
日航は業績不振というより会社の存続をかけて、不採算路線からの撤退を余儀なく行うという。関西空港や神戸空港からもである。大阪の橋下知事は伊丹を廃止して関空に注力したい考えで、大阪市内中心部から関空へリニアモーターカーを走らせたいようだ。しかし、乗客の行かない、もしくは行きたがらない空港には航空会社にとっても魅力はない。福井空港がそのよい例である。
そこで提案だが、「関西空港に沖縄の米軍基地」を持ってきてはどうか。沖縄にとっては「基地が県外に去り、本土が沖縄の痛みを分かち合い、そして関空も豊富な資金が流れ込んできて・・・。対岸の泉佐野市も潤うのではないか。何よりも鳩山政権にとっても、橋下大阪府知事にとっても「問題の一つ」は解決する。どうして、こんな「良い案」が浮かばないのか不思議だ。
誤解のないようにお断りしたい。筆者は何も「米軍基地が必要」だと考えているわけではない。ただ、一方的に沖縄にだけ負担をさせることももうできまい。沖縄の現状を考えても解決できそうにない問題だから、こんな案もアリだと言いたいだけである。
もちろん、問題が大きいだけに簡単には行くとは思っていない。例えば、米軍機が有事の際、沖縄から飛ぶことが最良なのか、関西空港から出来るのか飛べるのか、関西空港の住民対策は?、伊丹、神戸、八尾、白浜など近辺の空港の管制の問題は?などなど。しかし、米軍がグアムに移転ということもある。伊丹を廃止するなら「神戸空港にもう一本の滑走路を造る」という知事さんもいた。また関西の空路が過密で、神戸空港が出来る時も管制の問題は取りざたされていた。しかし、羽田や成田の発着回数を見ても、そこは何とか解決の道はあるだろう。
ねえ。橋下知事サン。この際、関空の地盤沈下を解消するためにもこのプランは如何ですか。
「大阪は男上げること請け合い」だと思うのだが。