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09年の肖像「行き交う人」:片山通夫

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  京都に「流れ橋」という橋が木津川という川に架かっている。その名の通り川の水が多くなると流れると言う仕掛けの橋だ。詳しい説明は置くとして、ここに架かっている橋は(どこでもそうだろうが)生活のための橋である。

  先週土曜日にこの写真を撮るために出かけた。川面を渡る風は涼しいかの知れないと思ってきてもたが暑い。川は干上がっていた。

 この橋は時代劇映画にもよく登場する。また過去に何度も洪水や台風などで増水した水で流された記録がある。(1953年以来16回もあった)この橋の特徴は「最初から流れることを想定して作られた」ということ。もちろん木造である。

 そして今、生活道路として流れ橋をわたる人はちょっと会釈しながら行き交う。都会では見られない光景だった。