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2007年07月14日

時評「まさか・・!の偶然?」

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今朝(7月14日・土曜日)ほど、朝日新聞の朝刊(大阪本社13版・写真)を見て驚いた。自民党の全面広告が掲載されていた。いや、全面広告に驚いたわけでない。
 そのキャッチ・フレーズで驚いた。

「皆さんの年金は、自民党がしっかり守ります。」と書かれている。目にした方も多いだろう。とても頼りになる自民党というイメージである。頼もしい!

 しかしちょっと待ってほしい。過去社会保険庁の「罪」を知らん振りしてきたのは政権党ではなかったのか?国民を「ドラえもんのポケット」のように扱ってきた結果なのでは?

参議院選がはじまった。国民は「目の前の年金問題」に惑わされないで、「こんな年金に誰がした」のかじっくりと考えてほしい。こんな社会に誰がしたのか考えてほしい。

 写真の新聞、偶然10ページと27ページが隣り合っていて10ページには「政府が圧力をかけて派遣自由化に踏み切った」旨の記事が掲載されている。格差社会の始まり。1998年のことだと言う。
そして紙面の左肩に「ハケンの思い、首相に見せたかった」と映画「ハケンの品格」の脚本家中園ミホさんの証言が掲載されている。

この写真の意味を読んでほしい。

2007年07月09日

サハリン・鮭の密漁現場:片山通夫

 撮影した場所及び時期は明らかに出来ない。私は偶然だが鮭の密漁の現場に行くことが出来た。夕方に近い時間だった。山の中の川にまで鮭は俎上してくると言う。
   網ですくう人、煙草の箱くらいの大きさの針で引っ掛けようとする人など、様々な漁法で鮭は釣り上げられて、その場で腹を裂き、イクラを取り出すのだ。監視人も心得たもので、空砲を一発撃ち、監視人が廻ってきたことを密漁者に知らせるとか。
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2007年07月06日

シナリオ「120億ドルの大統領再選」

 2014年冬季オリンピックの開催地が決まった。ロシアの保養地・ソチである。プーチン大統領は「120億ドル(約1兆4700億円)の投資を宣言した。

 プーチン大統領は来年(2008年3月)任期が切れる。ロシアの憲法は大統領の3選を禁じている。当のプーチン大統領自身も3選を否定している。しかし、今回ソチに冬季オリンピックの開催地に決まったことから、いや120億ドルにうがった見方が出ている。

 大統領の任期は任期2期まで(1期4年)。その次の選挙は2012年。ここでプーチンの約束した120億ドルが生きてくると言うわけだ。1980年夏のモスクワオリンピックは「ソ連のアフガン侵攻」がたたって西側諸国(日本も含めて)がボイコットした。その後、ソウルそして次の北京と従来途上国と言われていた国々がオリンピック開催国となった。

 プーチン大統領としては、何としても冬季オリンピックを招致して「強いロシア」を世界にアピールする必要があった。そして招致の成功。これで次々大統領選に出馬する切符を手に入れたも同然のことだ。いや、大統領の椅子を手に入れた。湧き上がる「プーチンコール」に満面の笑みを浮かべて、いや、はにかみながら、しかし決して笑っていない眼をテレビカメラの前で国民に勝利宣言する姿が目に浮かぶ。

2007年07月03日

「ロシアン・ダイアリー」 ―暗殺された女性記者の取材手帳(NHK出版)

rusiandiary.jpg 2006年10月7日、モスクワでひとりの女性ジャーナリストが暗殺された。犯人はまだ挙がっていない。彼女の名はアンナ・ポリトコフスカヤ。モスクワの新聞ノーヴァヤ・ガゼータ紙の記者。チェチェン紛争に単身乗り込んで取材する。プーチン大統領の暗部に迫る。そうだから彼女の著作は最初の「チェチェンやめられない戦争」以外ロシア語では出版されていない。これはなにを意味するのか、ここに紹介する「ロシアン・ダイアリー」(写真中央)を読むと理解できる。

 「チェチェンやめられない戦争」(写真左)の訳者・三浦みどり氏は「ポリトコフスカヤが殺されてしまった時、彼女の無念を僅かながらも共有する者として 彼女の本が広く読まれるためなら 自分にできることは何でもしたいと思っていたので、前作『プーチニズム』のときと同様の協力してほしいと言われすぐに同意した。前作と同様、これもロシア語で出版されていない」という。そして「決して『ロシアって怖い国だ』という風には読まないでほしい」と付け加える。ロシアのジャーナリストが書くことが出来ない状況は今の我国のジャーナリスムと同じ状況だとも指摘する。

 三浦みどり氏は続ける。「ロシア国内で出版されない本を書いて外国の人に読んでもらっても仕方ないと書いてある(p469)ところでは、ここに書かれているのとそっくりに、何をされてもおとなしく飲み込んでいるそういう国で出版できるのは、これがロシアというよその国のことだから?ロシアよりずっと以前から、こういうことが書かれてもニュースになっても、選挙の結果はちっとも変わらないという国だから?と思わずにいられなかった。最初の本を訳した時、ロシアに支局がある新聞社や放送関係の出版社から出してもらおうとは思わなかった。駐在員の活動に支障がでたら申し訳ないと思ったからだ。それが、今回は、支局長時代にチェチェンの報道を当局の情報をなぞるだけでなく、かなりシビアにやっていた方で、直接アンナと会って話したこともある人が友情執筆しているのが嬉しい。アンナの生き生きした文章を訳しつつ、自分の日本語の乏しさに非力を痛感したわたしとしては、『プーチニズム』に続いて読みやすい日本語に訳されているのがとてもありがたい」

本書をそういう視線で読み返してみた。
 我国のジャーナリスムが死んだと言われて久しい。なるほど・・。うなずける部分がある。例えば「官庁の発表モノ」の記事が多い。どの新聞やテレビを見ても全く同じ視線で報道している場合が多い。「護送船団方式」は我国のメディアではまだ生きていると言うことか。アンナ・ポリトコフスカヤの描く、いや糾弾するロシアのメディアも同じ様に見えてくる。ただ我国では生命までは奪われない。しかしジャーナリストとしては死んでしまっているから同じか・・。本書はそんなことをも考えさせられる一冊だ。

 おりしも参議院選に突入する時である。この選挙をアンナ・ポリトコフスカヤの眼で見ることにしよう。この機会に是非お勧めしたい一冊と言える。


ロシアン・ダイアリー―暗殺された女性記者の取材手帳
アンナ・ポリトコフスカヤ 著
鍛原多恵子 訳
定価  本体¥2400- +税
ISBN978-4-14-081240-2

 アンナ・ポリトコフスカヤ:ロシア人ジャーナリスト、1958年生まれ。1980年、国立モスクワ大学ジャーナリスム科卒業。モスクワの新聞「ノーヴァヤ・ガゼータ」紙評論員。1999年夏以来、チェチェンに通い戦地に暮らす市民の声を伝えてきた。「ロシアの失われた良心」と評され、その活動に対して国際的な賞が数多く贈られている。2004年、北オセチアの学校占拠事件の際、現地に向かう機上で何者かに毒を盛られ、意識不明の重態に陥った。2006年10月7日、モスクワ市内の自宅アパートで、凶弾に倒れた。
 著書に「チェチェンやめられない戦争」、「プーチニズム~報道されないロシアの現実」(共にNHK出版・写真右)がある。

 三浦みどり:訳書「ブブノワさんというひと」、「コーカサスの金色の雲」、「ボタン穴から見た戦争」(以上群像社刊)、「アフガン帰還兵の証言」(日本経済新聞社刊)、「チェチェンやめられない戦争」(NHK出版)

「STOP Abe!」

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先日、ジャーナリストのM氏からメールが届いた。「参議院選も近い。安部首相を引きずり降ろしたい。ついてはこんな図案のTシャツを作る」という内容である。
そして「出来た」というメールが昨日届いた。(M氏写真提供)
「「苦労知らずのボンボンに政治は任せられない」と言うのがこのシャツを作った動機だということだ。このTシャツを着て街を歩くのだと言う。

 おりしも昨日(2日)の朝刊では、朝日新聞は「内閣支持率、最低の28%」と一面でぶち上げ、毎日新聞も「内閣不支持52% 森政権以来の5割超え」と内閣支持率の低下を伝えた。低迷する支持率に苛立ちを隠さない首相、まさに末期、レイムダックになりつつあるかのようだ。

 M氏の意気込み(=怒り))はこれら新聞の世論調査程度ではしぼみはしまい。
怒るM氏の気持ちは良くわかる。特にM氏はメディカル方面に強いジャーナリストだ。社会保障、年金、医療保険、介護保険などに詳しい。弱者がしいたげられている現状に我慢が出来ないのだろう。

 筆者もM氏の心意気やよしとばかりに、くだんのTシャツを買おうと考えている。送料込みで2000円。読者の皆さんも一枚いかがですかな。

安部首相がこの選挙で負けた場合、このTシャツが「大いにものを言った」と考えるだけでも楽しいではないか。このTシャツが「世論を動かした」と考えるだけでもゾクゾクするではないか?

Tシャツのお問い合わせは office@609studio.com まで。サイズはMとLの2種類。

2007年07月02日

Sakhalin Korean Broadcasting

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6月30日放送のサハリン韓国語ラジオ放送プログラムをアップしました。
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