戦後60年「サハリン韓人問題を考えるシンポジューム開催」
2005年8月6日、日本・大阪で「ジャーナリスト・ネット主催で「サハリン韓人問題」を考える写真展とシンポジュームが開催され、50人以上の市民が写真展とビデオ「アリランの流れる島」−サハリン残留朝鮮人の記憶―(カラー45分)の上映、続いてシンポジュームが開かれた。
ビデオ上映に先立って、在日韓国人のヨ・ヨンファさんたち4人の「アリランの世界」が公演。サハリン・アリランや韓国各地に残るアリランを熱唱した。ヨ・ヨンファさんは来る8月17日からサハリンを訪問する予定。
公開された写真40点とビデオはフォトジャーナリスト片山通夫の作品。1999年から5年余りかけて撮影したもの。シンポジュームには、2000年2月2日にサハリンから祖国に55年ぶりに永住帰国したキム・ドヨンさん(82歳)も参加して、自らの半世紀以上に及ぶ歴史を30分間、流暢な日本語で語り、会場の涙を誘った。キム・ドヨンさんはその体験の中で「日本人が樺太から帰ったとき、当然我々も帰れると思った。しかしサハリンに半世紀も閉じ込められたことは、自分の人生がいったいなんだったのか」と、会場の聴衆に訴えた。シンポジュームはフリー・ジャーナリストで韓国・朝鮮問題に詳しいジャーナリスト・ネット代表の川瀬俊治(かわせしゅんじ)氏、毎日新聞論説委員の池田知隆(いけだともたか)氏、それに片山通夫氏が参加。それぞれの立場でサハリン韓人の歴史と現状を報告した。
このシンポジュームは日本の新聞にも掲載されて、市民からの問い合わせなどがジャーナリスト・ネット事務局に多く寄せられた。またNHKも取材、その日の夕方のニュースで放映された。一方、韓国のKBS放送も、丹念な取材を一日かけて行った。
![]() シンポジュームで自らの体験を話すキム・ドヨンさん(左端) |
![]() 会場からの質問も活発に寄せられた。 |
![]() サハリンアリランを歌うヨ・ヨンファさん |
![]() 会場入口 |
![]() 写真展示 |
![]() ビデオ上映 |
● 会期:2005年8月5日(金)・6日(土)
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会場:ドーンセンター 大阪府立女性総合センター(大阪・天満橋)
大阪市中央区大手前1丁目3番49号 (06-6910-8500)
◇写真展:モノクローム40点 2005年8月5日(金) 13:00-17:00
2005年8月6日(土) 10:00-17:00


シンポジューム開催を伝える新聞