晋三氏の憂鬱 《悪い奴ほど・・・》片山通夫

ソウル地裁は朴槿恵被告への判決言い渡しを韓国初のテレビ生中継を許可した。判決は6日午後行われる。これに先立ちおよそ一か月余り前の2月27日にソウル中央地裁で開かれた検察側の論告求刑は【懲役30年と罰金1185億ウォン(約118億円)】だった。
晋三氏は他国ではあるが、この裁判が気になってしかたがない。テレビ中継まであるという。いわゆる「慰安婦問題の最終かつ不可逆的な解決を示した日本政府と韓国政府による合意」を結んだ相手の大統領は朴被告だった。全く知らない相手ではない。
晋三氏が気になっているのは、自分も同じようなことになるのではないかという心配である。何しろ超法規どころではない、超憲法(=違憲もしくは違憲スレスレ)のことをやってきたのだ。
まだまだ眠れない夜が続く。

悪い奴ほどよく眠るなんて、嘘っぱちだと呟く毎夜だった。