Web版「サハリン逍遥」014

ペリメニ

ペリメニ」である。ペリメニはロシアの水餃子と言ったらわかりやすい。普通、市場などで売られているそれのサイズはおよそ直径3センチくらいか。しかし、本来はロシア料理ではなかったようだ。

ウラル地方・モンゴルから伝わった料理と考えられています。その土地を訪れていたロシア人が現地住民のブリヤート族からバンシー(パンの耳)という料理を教わったのが始まりだといわれている。 続きを読む Web版「サハリン逍遥」014

Web版「サハリン逍遥」013

サハリンでも最近は所謂鉄筋コンクリートのアパートメントが多い。それでも所々に写真のような、昔ながらの木造の家も残っている。ボクは思うのだが、木造の家が残っている一帯をそのまま歴史の証人として残すのはどうだろう。勿論道路も整備して…。このままじゃ雪が解けると歩けないほどの凸凹道路になる。むろん未舗装だ。

晋三氏の憂鬱 《けじめ》片山通夫

昔「けじめなさい」という歌があった。
作詞:売野雅勇 作曲:馬飼野康二 近藤真彦の歌で、 出だしはこんな感じだった。

ケジメ ケジメのないあなた(ダメダメ BABY)
ケジメ ケジメなさいあなた(本気で BABY) (YOU&ME CRAZY×2)
優しさにつけこむのはいけないね (Fuuuu NO NO)

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哀れ、哀れ・晋三氏の憂鬱 《外交の安倍が泣いている》片山通夫

この28日、北朝鮮の金正恩氏が電撃的に北京を訪問し習近平氏と会談した。むろんこのニュースは世界を駆け巡り、アメリカと北朝鮮の会談への布石となると思われる。核実験やミサイルを撃ってきた北朝鮮は中国との関係が冷え切っていたように思えた。しかしながら、やはり両国の関係は朝鮮戦争以来の「血盟関係」なのだろう。 続きを読む 哀れ、哀れ・晋三氏の憂鬱 《外交の安倍が泣いている》片山通夫

まだまだ・晋三氏の憂鬱 《読み違い》片山通夫

昨3月27日、佐川前国税庁長官の証人喚問が国会であった。なんでも50回以上「訴追の恐れがある」と証言を拒んだという。見事に晋三氏の鎖の先に繋がれているかのようだった。

「あれ?ポチがプードルを飼っている」なんて余計なことは言わないで」
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晋三氏の憂鬱 《支持率は危険水域》片山通夫

内閣支持率 下げ幅最大森友で無党派離れる

 総裁選支持、安倍氏24%に急落

学校法人「森友学園」に関する財務省の決裁文書書き換え問題が内閣支持率の急落につながったことが浮き彫りになった。2月下旬から14ポイント下落し、1カ月間の下げ幅は第2次安倍内閣発足後で最大だ。無党派層の支持離れが目立つ。世論の首相への信頼度低下で「安倍離れ」が進み、9月の自民党総裁選での圧勝シナリオは揺らぐ。

 

妻「ねえ、読んだ?この新聞」
晋三氏「知ってる。日本経済新聞」
妻「日経にもこんなこと書かれているようでは、先はないわね」
晋三氏「お前が言うか?」
妻「あら、前から言ってたじゃん。私は家庭内野党ですよ」

Gallery《Hokkaodo Northern Territorial Front Line》No.2

知床半島の少し南に野付半島という砂嘴でできた半島がある。この砂嘴には、トドマツ林が、海水面上昇ないし地盤沈降に伴う地面の浸食により枯死したトドワラで有名だ。いわゆる立ち枯れである。その野付半島から国後島は16Km。目と鼻の先である。そしてその狭い海域で羅臼漁港から小さな漁船で中間線以内での漁をする。「境界線」を超えると拿捕されるという危険があることは言うまでもない。写真の漁船の人は「水揚げも大したことないので」と言葉少なにつぶやく。大きな漁船でロシア側に入漁料を払ってまで漁はできないというわけだ。

晋三氏の憂鬱 《やめるにやめられない》片山通夫

妻「ねえ、野党の皆さんが大阪拘置所で籠池さんに会ったって話、知ってるよね?」
晋三氏「ああ・・・」
晋三氏は妻が何を言うのかおよその見当がついていた。
妻「総理大臣なんてやめなさいよ。今ならやめても問題ないでしょ」
晋三氏は呟く。(やっぱりだ。妻は総理府人をやめても、ほかにしたいことが山ほど持ってる。けどボクちゃんはなーんもないもんね)

妻「ねえ、聞いてるの?」
晋三氏「ああ、聞いてる。そう簡単にやめられない。ここでやめたら、何を言われるか…いや、どうなるか・・・・」
妻「あなた、韓国では、今、元大統領もその前の大統領も逮捕されて拘置所に入ってるわ。フランスの元大統領も・・。まさかあなた持ってことないわよね」
晋三氏「まさかそんなことはない。けど・・・。いや、だからやめるにやめられない」

(けど、その時はお前もだ!)

晋三氏は低く呟いた。

Gallery《Hokkaodo Northern Territorial Front Line》No.1

海に囲まれた我が国の北に位置する大国ロシアとは、海を隔ててはいるが、第二次大戦の結果、我が国の敗戦とともに、いわゆる北方四島がロシアが実効支配し現在に至っている。戦前これらの島で生活していた人々、そして彼らの子孫の多くは根室市など、父祖の地を望める地域に住んでいる。
Hokkaodo Northern Territorial Front Lineを2部に分けてお届けする。第一部は貝殻島を望む納沙布岬から。

安倍晋三氏の憂鬱 《それはいくら何でも・・・》片山通夫

「太田理財局長は民主党政権時代に野田総理の秘書官も務めていて増税派だからアベノミクスをつぶすために、安倍政権をおとしめるために意図的に変な答弁をしているんじゃないですか」3月19日、参議院予算委員会の集中審議で安倍擁護の質問に立ったNHK出身の和田正宗参議院議員の質問だ。 続きを読む 安倍晋三氏の憂鬱 《それはいくら何でも・・・》片山通夫

Web版「サハリン逍遥」010

大昔、テレビ番組の探偵もので「ツララ殺人事件」のようなものが放送されていたのを思い出した。マイナス15-20度あたりのツララはおそらく金属の槍のようなものなのかもしれない。そして槍のようなものだから、しっかりとその槍先は研ぎ澄まされている。

サハリンの真冬に見たツララはきっと・・・・。

晋三氏の憂鬱 《この際、外遊で逃げるに限る》片山通夫

晋三氏の憂鬱は収まるどころか、ますますひどくなる一方だ。そこで考えたのが「外遊」である。今のところ、トランプ大統領に「釘を刺す」という建前だが本音は米朝会談に「ボクも関わらせて」というおねだりだ。その時期は4月中旬を予定している。 続きを読む 晋三氏の憂鬱 《この際、外遊で逃げるに限る》片山通夫

Gallery《Hokkaodo Wakkanai》

稚内は北海道・・というか、日本最北端の町。幕末に松浦武四郎という探検家が、開拓使の役人として、1869(明治2)年7月17日に蝦夷地に代わる名称の提案を明治政府へ行った。その候補にあがったのが「北加伊道」「日高見道」「海北道」「海島道」「東北道」「千島道」の6案。最終的に「北加伊道」の「加伊」が「海」となって、同年8月15日に現在の「北海道」と命名された。武四郎は幕末に出版した「天塩日誌」の中で、天塩川流域を調査した際に出会ったアイヌの長老アエトモから、「カイという言葉には、この地で生まれたものという意味がある」と教えられたと記しており、「北加伊道」にその意味を込めたと言われている。(参考 音威子府観光情報サイト

おっと!・晋三氏の憂鬱 《「また余計なことを」と呟く》片山通夫

前川喜平・前文部科学事務次官の講演を文科省が調査していた問題で、自民党の議員の意見を質問に反映させていたことが20日、明らかになった。野党側は「異例の対応」と国会で追及している。一方、意見が反映された議員は自民党の会合を欠席し、姿を見せていない。(朝日新聞)180320 続きを読む おっと!・晋三氏の憂鬱 《「また余計なことを」と呟く》片山通夫

まだまだ・晋三氏の憂鬱 《深刻さの度合い》片山通夫


3/19  参議院予算委員会で太田理財局長は、共産党の小池晃書記局長 の質問に答えて「昭恵 夫人の名前が記載されていたのは首相夫人なので」と答えた。小池書記長は「重大な発言だ。国会議員以上に配慮しなければならない存在だから文書に登場した 」と語気を強めた。

その夜、自宅で。

晋三氏「太田も正直すぎる。大体純粋培養の点取り虫は機転が利かん。東大だの財務省だの、若い時から偏差値ばかりの輩には政治はわからん。この際、財務省を解体してしまおうか。大体、歳入と歳出が同じ役所にあること自体がおかしいのだ」
晋三氏にしてはすこぶるまともなことを考えていた。しかしホントはそれどころじゃないのだ。

《麻生財務相が「大体、昭恵さんの事件なのだ。なんで俺が詰め腹切らされるんだ」と凄んでる》と官房長官が先ほど言ってきた。

 晋三氏「日刊ゲンダイがボクの体調のこと書いてたけど、ホント、こっちも深刻だ。昭恵も問題だが、それよりも麻生が開き直りつつある。こっちが一番深刻だ。麻生が辞めたらボクはどうなるんだろう。世間では内閣が持たないというんだけど」

晋三氏は「麻生財務相の辞任だけは避けたい。財務省の一部の官僚だけが忖度して、こんな事件になったという解決が一番いいといったのは誰だったかな。それが麻生の辞任にまでゆくと、ボクちゃんは・・・。それにしても《忖度》って言われたってそんなもの、ボクにわかるわけないじゃん。ボクに人の心が読めるわけないし。。。」

晋三氏は深刻な事態に頭を抱えた。
こんな時にも妻はどこかへ出かけている。

Web版「サハリン逍遥」009

ユジノサハリンスクの駅前には様々なものがある。レーニン像もそうだ。レーニン像の前にはユジノサハリンスク市役所。そして郵便局があり、その前には写真のようなキオスク。

 

 

少し駅のほうへ歩いてゆくとD51の蒸気機関車が雪をかぶっていた。このデコイチはサハリン州鉄道D51-22 ユジノサハリンスクで保存されている戦後製D51形蒸気機関車だとか。それにしてもデコイチがサハリンで見られることに感動!