現代時評plus《年の初めに考える》片山通夫

2018年の年が明けました。今年はどのような年になるのか、日本の行く末を考えるといささか不安になる。それはさておき、今年はなんでも「明治維新150年」という節目の年だとか。そもそも「維新」ってどんな意味なのか、例によって辞書を引いてみた。 維新(いしん)とは、「変革」の意味を持つ語である。和訓では「これあらた」と読む。この語は『詩経』を出典にしたものであるとされる。日本では天保元年(1830年)、水戸藩の藤田東湖が藩政改革への決意を述べる際に、『詩経』「大雅・文王篇」の一節である「周雖旧邦 其命維新(周は旧邦なりといえども、その命これ新たなり)」を引用して用いたのが最古とされている。それより少し遡る安永8年(1779年)、平戸藩主の松浦清(松浦静山)が藩校を設立した際、校名を「維新館」と名付けたことに対し、幕府から「維新とは不穏当である(倒幕の意思ありか)」と問責されているが、その後も校名に変更はなかった。これもまた『詩経』より採られたものであった。(ウイキペディアから

つまり「維新」とは、その語源は中国に由来し、「これあらたにする」という意味だそうである。もっと言えば明治は江戸幕府を倒して、国体を新たにするという風にとれる。
いずれにせよ、今年一年は安倍政権などによって「明治賛歌」ではじまり、終わることと思われる。そして筆者もこの節目の年に生きている証として「明治150年」を考える年にしたいと思う。

読者の皆様の本年のご多幸をお祈りつつ・・。