《晋三氏の憂鬱 その後》:片山通夫

共同通信が次のように伝えたのは、1月11日22:31のこと。

「韓国、北朝鮮受け入れ準備本格化 平昌五輪へ米と協議も」と見出しを打っておおむね次のように伝えた。「韓国政府は11日、平昌冬季五輪への北朝鮮派遣団の受け入れ準備を本格化させた。李洛淵首相は400~500人に上るとの見通しを示し、派遣団は大規模になると予想されている。韓国大統領府によると、トランプ氏は文在寅大統領との10日夜の電話会談で「南北間の対話が行われている間はいかなる軍事的行動もない」と明言。条件次第だが、北朝鮮との対話を排除しない考えも示した」と。

つまり《韓米両国がオリンピックに向けて北朝鮮との対話を継続発展させることで合意した》と読める。もっと言えば、韓米で北朝鮮と交渉しようということである。おまけに小心で馬鹿な安倍晋三氏は「平昌にはゆかない」と公言したとか・・・。その理由が全く違うステージの問題である慰安婦問題だというから情けない。

2018カレンダーPhotos:片山通夫

2018年カレンダーに使った写真を紹介したい。カレンダーはLapiz 2017冬号の巻末につけたので、ぜひ見てほしい。
滋賀県近江八幡市安土町に旧伊庭邸がある。設計はウィリアム・メレル・ヴォーリズ(William Merrell Vories、1880年10月28日 – 1964年5月7日)。アメリカ人である。そして彼はメンタームで名高い近江兄弟社の創始者のひとりででもある。

そしてこのカレンダーの被写体になったのは大正2年、建築家ヴォーリズ氏の設計により建築された木造住宅。発注者は住友の総理事で別子銅山の公害問題を解決したことでも有名な『伊庭貞剛』、居住者は安土村村長や沙沙貴神社宮司など勤められ、画家でもあった貞剛の4男『伊庭慎吉』です。洋風の外観を持ちながら、巧みに和風を取り入れたヴォーリズ初期の作品として貴重な建造物。(ウィキペディアから)

 

《晋三氏の憂鬱》片山通夫

「新年早々」という言葉が思い浮かんだ。北朝鮮の金委員長に対抗して《トランプ米大統領「私の核ボタンの方が強力」》とツイートしたニュースではない。天皇退位に「新元号、少ない画数に…1文字15画上限の方針」と、漢字の読めない首相や財務相に「忖度」した話でもない。 続きを読む 《晋三氏の憂鬱》片山通夫

Photo diary《雪のダム湖》

 正月の3日、雪を求めて京都の北へ出かけた。ちょうど府道12号線沿いを美山へ向かって由良川をさかのぼってゆくと、折からの雪で湖を通してぼんやりと向こう岸が浮かんだ。

大野ダム:京都・由良川にある人造湖で、由良川には大野ダムのほか和知ダム、由良川ダムが本流に建設されているが、大野ダムは最上流部に位置する。ダムによって形成された人造湖は虹の湖(にじのみずうみ)と呼ばれダム湖百選に選ばれている。